2025年9月2,3日開催
『コトコト古典』
〜落語と常磐津をじっくり味わう二日間~
@日本橋・兜座(2日 夜)/
築地・茶の実倶楽部(3日 昼)
【公演後のお楽しみ|コトコト噺画&演奏動画】
《コトコト噺講5:『猫久』より》
・コトコト噺〆のご紹介 (2025/9/15(月・祝)まで配信)
Xスペース(音声配信)にて、コトコト噺講の続きとして、三遊亭花金さんとナツノカモさんが、お客様からの質問も交えながら、約4時間、古典落語『猫久』について、コトコト語り納めました。コトコト噺〆の録音はこちらから(約4時間)
(Xのサイトに飛びます/期間中であれば何度も再生できます/Xのアカウントがなくてもお楽しみいただけます)
・コトコト噺講&コトコト噺〆の内容のご紹介
今回、お二人のトークの魅力をお伝えするために、AIの力を借りて、公演含め約5時間に及ぶ会話の内容を一枚画(コトコト噺画)にまとめてみました。(AIくん、ありがとう。)

《茶の実寄席:常磐津『廓の仇夢 〜権八・小紫〜』より》

(右)「白井権八 〜時代世話当姿見〜」三代目歌川豊国画 東京都立図書館蔵
時は江戸時代、悪行を重ねた浪人・白井権八(右)は、恋仲となった花魁・三浦屋小紫(左)のそばで、うたた寝をしていた。そんな中、捕手が迫っていることを知った二人は、廓を脱げ出そうと試みるが…。
この演奏の一部を、こちらから (約1分)ご覧いただけます。
詞章 (歌詞の一部)
権八「いや 死ぬにはまだ早い
たとえこの家を十重二十重
捕手の者が囲むとも
腕に覚えの権八が
刀の目釘の続くだけ
斬って斬って斬り散らし
お主と共に廓を落ち延び
目黒の知辺へ身を落ち着け
逃れぬ時は二人一緒に」
【公演の振り返り】
残暑厳しい中、両日ともにたくさんのお客様にご来場いただき、ありがとうございました。
初めての方からお馴染みの方まで、落語と常磐津をゆっくり楽しんでいただけて、嬉しいです。
以下、公演の様子をお伝えいたします。
初日(9/2):コトコト噺講
〜落語を一席語り尽くす夜〜
『猫久』三遊亭花金
『想像のあなた』ナツノカモ
コトコトトーク 三遊亭花金・ナツノカモ



コトコトトーク

written by 925
※グラフィックレコーディングとは、人々の対話や議論をリアルタイムで、テキストだけではなくグラフィック(図やイラスト)も交えて可視化する手法のこと
二日目(9/3):茶の実寄席
〜落語と常磐津〜
落語:『富士詣り』三遊亭花金
常磐津:『廓の仇夢〜権八・小紫〜』
(さとの・あだゆめ〜ごんぱち・こむらさき)
浄瑠璃 常磐津松希太夫
三味線 常磐津菊与志郎


浄瑠璃 常磐津松希太夫 三味線 常磐津菊与志郎

【今後のお知らせ】
コトコト噺〆
〜落語を1席語り納める夜〜
9/4(木)22:00 X・スペースにて開催予定
コトコト噺講で語り切れなかった『猫久』の魅力について、
お客様の質問も交えながら、三遊亭花金・ナツノカモが語り納めます。
詳しくは、コトコト古典公式アカウントをフォローください。


(第一回)粗忽長屋(第二回)へっつい幽霊
(第三回)大工調べ(第四回)あくび指南

(右)「白井権八 〜時代世話当姿見〜」三代目歌川豊国画 東京都立図書館蔵
<茶の実寄席:常磐津の演目について>
今回は、『廓の仇夢〜権八・小紫〜』(さとの・あだゆめ〜ごんぱち・こむらさき)を上演いたします。
江戸で辻斬りを重ねた浪人・白井権八(しらい・ごんぱち)と、馴染みの遊女・三浦屋小紫(みうらや・こむらさき)。
そんな二人の運命の一夜を、浄瑠璃の語りと三味線の演奏でお楽しみいただきます。
落語や講談で有名な”白井権八“の知られざる物語を、ぜひご堪能ください。
9月2日(火) :『コトコト噺講』~落語を1席語り尽くす夜~
(18時30分開場 19時開演 21時終演予定)
落語&トーク:三遊亭花金/ナツノカモ
会場:アートスペース兜座 五階(東京・日本橋)
最寄り駅:日本橋駅/茅場町駅
予約:2,000円 当日:2,500円完売間近、お早めにご予約ください。
9月3日(水):『茶の実寄席』〜落語と常磐津〜
(13時30分開場 14時開演 16時終演予定)
浄瑠璃:常磐津松希太夫 三味線:常磐津菊与志郎※
落語:三遊亭花金
会場:うおがし銘茶・茶の実倶楽部 五階(東京・築地)
最寄り駅:築地駅/新富町駅
予約:3,000円 当日:3,500円 (お茶のおみやげ付き)完売間近、お早めにご予約ください。
ご予約:< https://forms.gle/2QsTFqrJNQrUenpKA >
(9/3の公演は、茶の実倶楽部 店頭またはお電話(03-3542-2336)でも受付しております)
【過去の公演記録】
・2025年5月27日28日開催:詳しくはこちら

コトコト噺講&コトコト噺〆をAIで一枚画に表現

歌川国芳画 国立国会図書館蔵
・2024年12月7日開催:詳しくはこちら

コトコト噺講&コトコト噺〆をAIで一枚画に表現

三代目歌川豊国画 東京都立図書館蔵
・2024年9月24日25日開催

コトコト噺講&コトコト噺〆をAIで一枚画に表現

三代目歌川豊国画 国立国会図書館蔵
時は平安時代、足柄山に隠れ住む親子(山姥・怪童丸)のもとに、一人の男(山賤・斧蔵)が訪ねてくる。親子と仲良くなるにつれ何かを感じ取った男は、山姥に、ある提案をするのだが…。
公演の一部をこちらからご覧いただけます (約1分)
・2024年6月11日12日開催

コトコト噺講&コトコト噺〆をAIで一枚画に表現

楊洲周延画 国立国会図書館蔵
時は平安時代、 平将門が巻き起こした戦乱は、藤原秀郷ら伝説の武将たちによって、鎮圧されていた。しかし、合戦に敗れた将門の屋敷(通称・古御所)では、将門の娘・滝夜叉姫が復讐を企んでいた。そんな予兆を感じ取り、古御所を訪ずれた若武者・大宅太郎光圀の元へ、妖しくも美しい女が現れて。 公演の一部をこちらからご覧いただけます (約2分)
<補記:コトコト噺講が本になりました>
今年6月に開催したコトコト噺講1:『粗忽長屋』が本になりました。
落語家・三遊亭花金さんの『粗忽長屋』や、花金さんと落語作家・ナツノカモさんとの対談をご覧いただけます。
詳細/購入はこちらから↓