第一巻 噺『粗忽長屋』
コトコト掲示板
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第一巻を読んで考えたことや、寄席や落語会で実際に観た時の感想、その他『粗忽長屋』に関連することであれば、なんでも構いません。
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関わった人たち(演者さん、お客様)を誰も置き去りにしない会(コトコト噺講)がそのまんま形になっていました。しかも濃くなって。
読んでいるといろいろ考えてしまって、思考が脱線しまくります。気がついたら別の疑問が出てきちゃうし(笑)
あらゆる角度から「粗忽長屋」を味わえるこだわりの強い一冊でした。
コンパクトな本なのに想像を超える情報量の多さに驚きました。
カモさん、花金さんの(コトコト噺講での)話がわかりやすくまとめられていて、改めて「こういう事だったんだ!」と思う部分がありました。
「コトコト発掘」の所は特に興味深かったです。落語の世界がどんどん広がっていくようで、好奇心が刺激されました。粗忽長屋にこんな歴史があった!というのも面白い!
昔の師匠方の粗忽長屋を探して聴いてみようと思います。
積読を差し置いてコトコト!
主催者さんの舵取りの心地よさが活字でも伝わってきた。元になったとされる小噺から落語への流れを発掘するパート(コトコト発掘)もコトコトどころじゃなくていい…!
多様な視点が覗け、自由に投げかけることもできる贅沢な会。次回の開催も楽しみ!
面白くてゆっくり味わいたいのに、面白いからあっという間に読み終えてしまった。
第一章~観る・聴く・読む~、あとがきに自分に合った方法で味わって!て書いてあったから(「粗忽長屋」の速記を)音読してみた。間とか抑揚とか難しんだな。普段名古屋弁だからか何回も聴いてる噺なのに全然面白く喋れなくてすごく楽しかった♫
粗忽長屋をこんなに深く掘り下げて考えたことなかったので、すごく楽しくて、また何回も読みたいと思ってます。
(本文中にある)浮世絵(のカラー版が見られる)のQRコードもすごく素敵なアイデアで、楽しませていただきました。
「粗忽長屋」を聴いて改めて感じたのは、小噺や落語でこんな風に笑いに出来るくらい、この時代は死が今より身近だったということ。
だからと言って厭世的でも現実逃避でもなく、「死んだことないんだから その時どうなるかなんてわかんないよ」という明るいあきらめと、それを笑いのめしてやろうという心意気に憧れる。
「粗忽長屋」を演じながら思うこと、この噺の登場人物や枕についての演者目線の話に、当日の観客からの質問への回答、プラスこの噺の歴史や背景といった学術的な内容まで、『粗忽長屋に関する全部盛り』になっていて面白い。
こう聞くとかなりマニアックなものを想像するけれど、360度からの視点そして読者に語りかけてくる文章だから、堅苦しさはなくとても読みやすい。
花金さんの高座の映像・音源、江戸の街並みを描いた浮世絵がすべてQRコードですぐ楽しめる仕掛けもありがたい。参考文献もしっかり明記されているので、更なる深堀もできる親切仕様。
落語愛にあふれる一冊をありがとうございます。
(以下は、本の元となった「第一回コトコト噺講」に参加された方のご感想を抜粋してご紹介しています。)
こんなに掘り下げて落語を聴いた事がなかったので、とても楽しかったです。
演者さんが、どのように考えているのか、(演じる上での)難しさなどを聞くことができてとても興味深かったです!!
とってもおもしろかったです。そういうことに(落語家さんの)苦悩があるのか、という発見があって。
(粗忽長屋の)色んな音源を聴きたくなりました。